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排出量 — エネルギー請求書

エネルギー請求書は スコープ2 の原材料です。組織が購入する電力・ガス・熱に関連する排出量がこれにあたります。請求書を dAio に登録することで、生の消費量(kWh、m³)を、各国のエネルギーミックスに応じて自動的に重み付けされた、追跡可能な CO₂ 排出量へと変換できます。請求書が網羅的であるほど、監査人に対してカーボンフットプリントは正確で説得力のあるものになります。

このページでは、排出量セクションの「請求書」タブを取り上げます。手動入力、AI による PDF インポート、フィルタリング、そして良好な追跡の実践について説明します。

排出量セクションの請求書タブ

ヒント:すべての電気・ガス請求書を受け取り次第ここに集約しましょう。年間を通じた完全な履歴があれば、dAio は信頼性の高い計算と監査対応のレポートを生成できます。

手動で請求書を追加する

  1. 排出量」セクションを開き、次に「請求書」タブを開きます。
  2. 手動入力」をクリックします。
  3. 請求書の情報を入力します:
項目説明
供給会社エネルギー供給会社の名称(例:EDF、Engie、DEWA)。
請求書番号請求書に記載された参照番号。照合や月別フィルタリングに便利です。
電力(kWh)請求された電力消費量(キロワット時)。
ガス(m³)請求されたガス消費量(立方メートル)。
合計金額選択した通貨での請求金額(任意、コスト追跡に便利)。
  1. 保存」で確定します。dAio は関連する排出量(tCO₂e)を即座に計算し、スコープ2に追加します。

ヒント:請求書番号は 供給会社-年-月 の形式で入力してください(例:DEWA-2025-03)。dAio はそこから対象期間の月を推測し、月別フィルターを自動的に設定できます。

PDF をインポートする(AI による抽出)

すべてを手入力する代わりに、AI に請求書を読み取らせましょう。

  1. 請求書」タブから「PDF をインポート」をクリックします。
  2. 1 つ以上の PDF ファイルを選択します。dAio はそれらを「請求書」タイプの文書として分類します。
  3. AI は各文書を解析し、自動的に以下を抽出します:
    • 供給会社、
    • 電力(kWh)およびガス(m³)の消費量、
    • 請求期間、
    • 金額と通貨。
  4. 抽出の進捗は文書タブで確認し、その後、復元されたデータを点検します。

注意:自動抽出はあくまで補助です。監査用の計算レポートを確定する前に、必ず重要な値(kWh、期間、供給会社)を確認してください。消費量の読み取り誤りはスコープ2全体を歪めます。

ヒント:すべてのファイルをまとめて選択すれば、複数の請求書を一度にインポートできます。複数アップロードは各 PDF を順番に処理し、報告期間の開始時に大幅な時間短縮になります。

国別の排出係数

同じ 1 キロワット時でも、場所によって炭素の重みは異なります。すべては現地のエネルギーミックス次第です。dAio はサイトの国に対応する排出係数を自動的に適用します。

参考係数(gCO₂e/kWh)背景
フランス約55主に原子力発電
ドイツ約350石炭・ガスの割合が大きい
アラブ首長国連邦約450主に化石燃料による発電
アメリカ合衆国変動州とその電力網による

係数を入力する必要はありません。サイトが正しく位置設定されていれば十分です。

請求書をフィルタリングして追跡する

請求書」タブには月別フィルターがあります。請求書が存在する各月が、請求書の件数とともにタブとして表示されます。年間の全表示に戻るには「すべて」を選択します。

サマリーバーには、現在の選択範囲について以下が表示されます:

  • 請求書の件数
  • 電力消費量の合計(kWh)、
  • 排出量の合計tCO₂e)。

ある月の整合性を確認したり、欠けている請求書を見つけたり、締めの前にレビューを準備したりするのに最適なツールです。

ヒント:請求書のない月や、消費量が異常に低い月は、文書の入れ忘れを示すことが多いです。月どうしを比較して、追跡の抜けを検出しましょう。

ベストプラクティス

  • その都度記録する:年末にまとめて処理するのではなく、各請求書を受け取り次第追加しましょう。そうすればダッシュボードは常に最新の状態に保たれます。
  • 時間を節約するために PDF インポートを優先しつつ、AI が抽出した値は体系的に確認してください。
  • 月別フィルターを最大限に活用するため、請求書番号を標準化しましょう(供給会社-年-月)。
  • サイトの位置を確認してください。これが電力に適用される排出係数を決定します。
  • 計算を実行する前にスコープ2の信頼性を高めるため、サマリーバーを実際の検針値と突き合わせましょう。

ヒント:請求書が最新になったら、設備(スコープ1)でインベントリを補完し、その後排出量計算を実行して、統合されたフットプリントを取得しましょう。

Guide utilisateur dAio Business