排出量 — 連携
カーボンデータを手作業で入力する方法は機能しますが、スケールしません。数十台の設備、数百枚の請求書、あるいは複数の拠点を管理するようになった途端、dAio Business の**「連携」タブ**が収集を自動化します。CSV ファイルで過去データを一括インポートし、続いて既存システム(車両、エネルギー、IoT)を接続することで、再入力なしに排出量を継続的に取り込めます。
その結果、常に最新のカーボンインベントリ、より信頼性の高い計算、そして監査に対応したレポートが得られます。

ヒント:まず CSV インポートで過去データを取り込み、その後 Webhook を設定して継続的なフローを構築してください。これにより、既存記録とリアルタイムの間にデータの空白が生じるのを防げます。
CSV インポート
CSV インポートは、大量のデータを一度に読み込む最速の方法です。排出量 > 連携の CSV インポートセクションにあります。
手順
- 排出量セクションの**「連携」**タブを開きます。
- CSV インポートで、ドロップダウンリストからインポートするデータ種別を選択します。
- **「CSV をインポート」**をクリックし、ファイルを選択します。
- dAio がファイルを処理し、検出された総行数のうちインポートされた行数を表示します。
- 該当するタブ(設備、請求書、Scope 3)で結果を確認します。
インポート可能なデータ種別
| 種別 | 取り込み先タブ | 想定データ |
|---|---|---|
| 設備 | 設備 | 名称、種類、燃料、消費量、年間稼働時間、数量 |
| エネルギー請求書 | 請求書 | 供給業者、請求書番号、電力(kWh)、ガス(m³)、金額 |
| 間接排出量(Scope 3) | Scope 3 | カテゴリー、輸送手段と距離、または支出額 |
ヒント:あるデータ種別で想定される正確なフォーマットを知るには、まず該当タブから既存のレコードをエクスポートしてください。列の順序と守るべき単位が分かります。
注意:数値は小数点の区切りにピリオドを使用し(
45,2ではなく45.2)、単位が想定どおり(kWh、m³、L/h)であることを確認してください。書式が正しくない行はスキップされ、インポート件数に表示されません。インポートされた行数とファイルの行数を必ず比較してください。
Webhook とコネクター
コネクターセクションには、システムからデータを継続的に受信するための連携用エンドポイントが一覧表示されます。各コネクターはステータス(有効:すぐに利用可能、または近日提供:開発中)と、該当する場合はそのエンドポイントを表示します。
有効なコネクターは、次の形式のエンドポイントを公開します。
POST /api/b2b/orgs/{org_id}/...ここで {org_id} はお客様の組織の識別子です。送信されたデータは排出量に紐付けられ、次回の計算に取り込まれます。
車両 Webhook
車両フリートの燃料消費データを自動的に受信します。各計測値は Scope 1 排出量に変換されます。想定される JSON 形式:
{
"vehicle_id": "V-001",
"fuel_type": "diesel",
"liters": 45.2,
"date": "2026-03-15",
"odometer_km": 125430
}エネルギー Webhook
スマートメーターの計測値を取り込み、請求書を手入力することなく電力・ガスの消費量(Scope 2)を自動的に反映させます。
IoT Webhook
IoT センサー(エネルギー、機械、建物)を接続し、実際の使用状況に最も近い形でリアルタイムに排出量を追跡します。
ヒント:API キーと Webhook URL はコードリポジトリの外で管理し、送信側システムとのみ共有してください。有効なコネクターの認証情報の生成については、当社までお問い合わせください。
近日提供のネイティブコネクター
以下のネイティブ連携は現在開発中です。提供開始次第、コネクターセクションに有効ステータスで表示されます。
| コネクター | 種類 | ステータス |
|---|---|---|
| Geotab | 車両フリート | 2026年第3四半期予定 |
| Verizon Connect | 車両フリート | 2026年第3四半期予定 |
| Schneider Electric | エネルギー / IoT | 2026年第4四半期予定 |
| Siemens | エネルギー / IoT | 2026年第4四半期予定 |
| Caterpillar | 重機 | 2027年第1四半期予定 |
| SAP | ERP | 2027年第1四半期予定 |
情報:コネクターのご提案、連携の優先順位付け、または貴社の情報システムに合わせたカスタム開発のご相談は、当社までお問い合わせください。
ベストプラクティス
- まず過去データを取り込む:リアルタイムフローを接続する前に過去データを CSV でインポートし、年間の比較基準を用意しましょう。
- すべてのインポートを検証する:インポートされた行数とファイルの行数を常に比較し、拒否された行を見つけ出してください。
- ファイルを正規化する:小数点の区切りと単位を一貫させることで、ほとんどのインポートエラーを防げます。
- データ種別ごとに 1 つのソース:二重計上を避けるため、同じ設備を CSV と Webhook の両方から取り込まないようにしてください。
- 連携後に再計算する:インポートやデータの流入後は計算を実行し、ダッシュボードとレポートを更新してください。
ヒント:データの自動化が完了したら、AI 分析付きの排出量レポートを生成し、このインベントリを具体的なアクションプランに変えましょう。